業務概要

IMOによると、船舶によって年間30億トンから50億トンのバラスト水が国際移動しています。船舶のバラスト水による海洋環境に影響を及ぼす水生生物の越境移動を防止するために、IMOはバラスト水及び沈殿物の管制及び管理のための国際条約(以下、『バラスト水管理条約』という)を2004年に採択しました。このバラスト水管理条約は2017年9月8日に発効いたします。

この条約において規定される基準に従い、船舶のバラスト水を管理することになります。船舶は、主として承認されたバラスト水処理装置によるバラスト水に含まれる有害な水生生物や病原体を殺滅する手法が求められます。

既存船を、この管理条約に対応するためにバラスト水処理システム搭載設計を行います。