【ツーリスト部】日本屈指のパワースポットへ

7月の終わりに奈良県吉野郡十津川村にあるパワースポット 玉置神社へ伺いました。

玉置神社は、神様に呼ばれた人しかたどり着けない不思議な神社と言われています。

神様に呼ばれた人は、予定ではなかったがたまたま近くに行くことがあったので立ち寄った。とか、玉置神社のことは知らなかったが友人に誘われた。など、呼び寄せられる様に自然とたどり着けることが出来るそうです。逆にそうでない人は、道中でトラブルがあったり、そもそも出発の予定がうまく調整出来なかったりと不思議とたどり着くことが出来ないそうです。

玉置神社のことを知った時、いつか行ってみたいなと言う気持ちがありました。特別、神社仏閣に興味があるわけではないのですが、その後もずっと気になっていました。

これはもしや神様に呼ばれているのでは!?と思い、玉置神社について調べてみることにしました。

・・・なるほど、不思議な体験をされた方が多いようです。行く道中、車の故障、事故、霧で進むことが出来ず断念、急な体調不良 等々。しかし、入念な下調べや車のメンテナンス、気象情報を調べるなどをして準備万端で出発すれば問題ないと思います。

まずはアクセス方法から。玉置神社への道は道路幅が狭く車が対向するのがやっとくらいの道が続くようです。また、標高1000メール以上の山深い場所にありますので日帰りも可能かもしれませんが、無理な行程はトラブルの元ですので、1泊2日とする。直前まで気象情報を確認して無理な場合はいつでも中止出来る様に宿の予約はせず、予約不要のキャンプ場でテント泊とする。曲がりくねった山道と道幅を考慮してバイクで出発することにしました。バイクも点検をしてもらい調子が良い状態です。

 

day1

まずはフェリーで徳島から和歌山へ向かいます。天気も良く気象情報や雨雲レーダーも異常なし。

波も穏やかで快適に和歌山へ

和歌山港から白浜方面へ南下していきます。せっかくのバイク旅なのでなるべく高速道路は使わず下道の海沿いの景色を楽しみながら進みます。

天気が良すぎて日差しはきついですが、海沿いを走ると涼しくて気持ちいい~(^^)/

白浜の少し手前、田辺市で給油と食材の買い出しを終えて今度は海沿いから山道へと入っていきます。

標高が上がるにつれ気温が下がっていくのを肌で感じながら夏の山道を気持ちよく走り、宿泊予定の「おとなしの郷 渡瀬緑の広場キャンプ場」に到着。

このキャンプ場は温泉施設も併設しておりキャンプ場利用者は何度でも入浴が可能です。

管理人さんによるとこのキャンプ場から10分くらいのところに熊野本宮大社と言うところがあるらしく世界遺産に登録されているようです。

入念な行程管理のおかげで時間に余裕がありましたのでテント設営の前に熊野本宮大社へ伺ってみることに。

こちらの神社は日本サッカー協会のシンボルとしておなじみの八咫烏(ヤタガラス)が導きの神として信仰されています。

サッカー日本代表選手の方々が必勝祈願で参拝されているようです。なでしこジャパンもここの「勝守」のお守りを身に着けてワールドカップ優勝を果たしたとか・・。

熊野本宮大社のことは知りませんでしたが、気が付けばここに・・これは完全に神様に呼ばれてますね。

とは言え、私は特に勝負事はしていませんので、今回の旅を無事終える事が出来る様に祈願しキャンプ場に戻りテントの設営へ。

川沿いを陣取りまずは温泉でさっぱりした後、最高のロケーションで夕飯を頂きます。

夕飯は簡単に定番の焼肉。ごはんもふっくら炊けました。

明日はいよいよ目的地の玉置神社へ。この場所から32km。1時間弱で着きますが細い山道に入っていきますので明日の為に早めの就寝としました。

 

day2

朝から雨です・・・夜中に降りだしたのを薄々感づいてはいましたが。

昨日までの天気予報では晴れだったのですが、朝確認すると何事もなかった様に雨の予報に変わってました。

しかし、山の天気は変わりやすい。想定内です。多少の雨はあると思いレインウェアや荷物のカバー類もしっかり準備済です。

雨の中撤収作業を行い片付け終わる頃には降ったりやんだりと微妙な天気に。

玉置神社へはゆっくり安全運転で行っても1時間で着きます。せっかく神様に呼ばれてここまで来たので微妙な天気ではありますが進むことに。

 

奈良県へ入り十津川村へ。この十津川を渡れば本格的な細い山道に入ります。

相変わらず雨は降り続けますが残り11km。約20分ほどで到着です。・・・なにやら霧も出てきたような・・・

雨が降っているおかげか車も少なく対向車も後続の車もありません。

と、のんきに考えていたのでですが雨は容赦なくどしゃ降りに・・・あっという間に山道は川の様に水が流れるほどになってきました。

玉置神社まで残り7km。道幅が少し広がっているところがありましたのでそのままUターンです、さすがに身の危険を感じる状況でした。

1時間ほど走りキャンプ場周辺まで戻ったころには雨も止み、さらに山を下りたころには昨日と変わらず夏の青空が広がって誰もレインウェアを着ていませんね。皆さんTシャツ1枚です。

レインウェアを恥ずかしそうに脱ぎ、そのまま帰りのフェリー乗り場へ行き、無事帰宅は出来たのですが・・・あのどしゃ降りは何だったのか・・。

えっ!?もしかして、神様、呼んでなかったですか?

これは再挑戦案件ですね。夏の終わりか秋辺りに再挑戦したいと思います。