2022年12月10日 / 最終更新日時 : 2022年12月10日 DEOSS

【釣り部】初冬の味覚ヒイカ釣り

12月に入り急に気温が下がり冬っぽくなってきました。気温が下がってくると釣れだすのでヒイカです。正式名称はジンドウイカと言うそうですが、この辺りではヒイカと言われることが多いようです。体長は大きくても15センチ程度ぐらいだそうで湾内の波の無い静かなところで釣れることが多いようです。群れで行動する習性のようで、釣れる時には一度に１００匹以上も釣れることもあり、初心者でも手軽に出来る釣りです。とは言え私は普段バス釣りばかりで海釣りの経験は年に１、2回程度の初心者です。まずはなんとか1匹釣りあげたい。ヒイカ釣りにはエサ釣りと疑似餌(ルアー）釣りがあります。圧倒的にエサが釣れるそうですが、そこは長年ルアーでブラックバスを釣ってきたルアーマンとしてのプライドがあります。もちろんルアーで釣ります！(笑)　イカはエギと言われるエビを模した疑似餌で釣るのが一般的です。　

day1

休日で時間がありますので少し足のばして確実に釣れそうな詫間町へ向かいます。詫間町は私が中学を卒業するまで過ごした町ですので地理には詳しい地域です。子どものころ田舎で出来る遊びと言えば、虫取りか魚釣りくらいのものなので、友達と釣りにもよく行っていました。子どものころよく通った場所はすでに埋め立てられてしまい少し寂しいですが、詫間町にはまだまだ良い釣りスポットがたくさんあります。少し奥まったところにある港へやってきました。子どものころにも何度か来たことがあります。山道を少し登るので自転車の短パン小学生には頻繁に来ることは出来ませんでしたが釣り人も少なくよく釣れる場所でした。しかし、今はインターネットやSNSですっかり有名な釣り場となってしまい週末には多くの釣り人が集まっています。

初心者でも簡単なヒイカ釣り、1時間くらいで10匹ほど釣って帰るか～と思っていたのですが・・・釣れないですね。全く釣れる気配すらないです。ヒイカは回遊しているのでうまく回遊にあたれば大量に釣れますが、回遊で回ってこなければただの投げる練習です。ま、こういう時もあります(笑)　が、しかし悔しいですね。釣れるまで毎日やります！

day2

平日なので仕事帰りに寄れる港へやってきました。街から近い港なので平日でも仕事帰りに釣りに来ている人もいるようですが、この日は風があり、釣り人も居なかったので一番よく釣れるポイントに入ることが出来ました。これは釣れる予感！足元を見るとイカ墨の跡が多数あります。これは、ここでイカが釣れた証拠です。期待しながら投げ続けていると、やんちゃそうな男性3人組がこちらに向かってきます。いやーこれは目を合わせるとダメなヤツ・・・と思っていましたが、「何か釣れましたか～？昨日僕ここで大きいアジ釣ったんですよ！」と嬉しそうに言ってました、やんちゃそうとか思ってごめんなさい(笑)

その後、ヒイカは釣れずニコニコの3人組とのふれ合いのみでした。釣れるまで毎日1時間やります！！

day3

この日も仕事帰りに同じ港へ。風もなく良い状況だったので昨日の良いポイントには先客がいるようです。別のポイントへ行くと人の良さそうなお兄さんが「こんばんは～ヒイカですか？」と話しかけてきました。海釣りの人、めちゃフレンドリーやん(笑)　その方はヒイカを２匹だけ釣ってちょうど帰るとこだそうで、「そこで釣れましたよ！」と教えてくれました。めちゃフレンドリーやん！　これは良い情報をもらいました、毎日1時間釣り生活も3日目にして終了かもしれません。

・・お兄さん、全然釣れんかったよ。釣れるまで毎日1時間やりますよ！

day4

この日も同じ港へ。なんかエサ釣りの方が釣れるらしいな～明日はエサ買いに行くかーとルアーマンとしてのプライドのかけらも残っていませんが、とにかく今日も1時間だけ頑張って釣り続けます。しばらくすると、「こんばんは～釣れますか～？」と昨日のお兄さん(笑)　もしかして、あなたも毎日1時間釣れるまでチャレンジ中ですか？(笑)

そしてとうとう待望の１匹が！興奮して画像がブレまくっています(笑)